マンションの専有部分と共用部分

バルコニーは、共有部分って知ってましたか?マンションには、各所有者が自由にできる「専有部分」と所有者全員の共有となる「共有部分」に分けられます。マンション管理組合の管理対象となるのは「共有部分」で、「専有部分」は、所有者の所有物になるり、部屋の扉やクロス、壁紙の張替え、インテリアを変更したりなどは勝手にできます。マンションの各戸の部屋の中は「専有部分」、外は「共有部分」と覚えておけば間違いありません。ロビー、ゴミ捨て場、駐車場などは明らかに共有部分ですよね?でも、え!そこって「共有部分」なの?といった場所もあります。以下が共有部分の一覧です。

・ドアの外の共有廊下
・ロビー
・エレベータ
・階段
・電気設備
・給排水設備
・駐車場
・駐輪場
・ゴミ置場
・集会所
・宅配ボックス

ここまでは、誰でもまあそうだろうなと思う箇所ですが以下も共有部分です。

・バルコニー
・ルーフバルコニー
・玄関扉
・インターフォン
・専用庭
・目隠しルーパー
・パイプスペース
・窓ガラス

どうでしょうか?意外な場所が共有部分だったのではないでしょうか?

よって玄関前の廊下は共有部分なので、植木、置物、自転車などの私物は置けません。(ポーチ、専用庭は、専用使用権が有るので可能)しかし汚れや、ゴキブリや虫が大量発生した場合は管理組合の管轄になるので清掃、対処してもらえます。そして誤って共有部分を壊してしまった場合、ほとんどのマンション管理組合は保険に入ってくれている正直に管理人さんに話して修理してもらいましょう。専有部分であれば自費ですが、1〜10年以内であれば保証対象期間の可能性があります。